目標値の設定
私には投資でいくら儲けたか、損したかによってサラリーマンを辞めるという選択肢はありません。
サラリーマンという素材があるからこそ、投資の世界に身を投じることができるのだと思います。
ただ、投資をするからには、目標値の設定というのは非常に重要です。
行動を選択する際に目的や目標なしに選択することは逆に難しいと思います。
そこで、資産運用の目標値を設定したいと思います。
「年利50%の運用を目的とする。」
この目標値はかなり高いと思います。50%を狙うためには50%損をする覚悟も必要です。リスクに資産を晒すことになるでしょう。
しかし、サラリーマンとして生活を担保されているからこそできる投資戦略なのではないかと思います。
そもそも、サラリーマンが年利10%の運用を目的したところで、実利はたいしたことないです。
生活は変わりません。一年で100万が110万になったとことで、一ヶ月1万円以下では生活レベルは変わりません。
サラリーマンが1000万ものキャッシュをいきなり株式に回すとも考えにくいです。
そうであれば、イチかバチか博打であってもトライすべきです。
それがサラリーマンの最大のメリットだと思います。
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運用スタート金額
100万円を株式投資に回します。
100万円を年利50%で運用していくと仮定させていただきます。
さらに最初の5年のみ、毎年50万の追加投資を行いブーストをかけます。
<1年目>
100万x150% ⇒ 150万+50万
<2年目>
200万x150% ⇒ 300万+50万
<3年目>
350万x150% ⇒ 525万+50万
<4年目>
575万x150% ⇒ 862万+50万
<5年目>
912万x150% ⇒ 1,368万+50万
<6年目>
1,418万x150% ⇒ 2,127万
<7年目>
2,127万x150% ⇒ 3,190万
<8年目>
3,190万x150% ⇒ 4,785万
<9年目>
4,785万x150% ⇒ 7,177万
<10年目>
7,177万x150% ⇒ 10,765万
複利の力で10年で1億を突破する計算です。
もちろん、これは机上の空論です。
しかし、上記に記載してあるキャッシュのトータル金額は350万のみです。
350万を失うリスクと引き換えに1億円を手に入れる可能性を手に入れることができるのです。
たった350万で1億円の可能性を買うことができるのです。
宝くじよりよっぽと健全でしょうか。
正直、5年間で350万を失ったくらいで生活レベルはさほど変わりません。
1年で70万です。古い家電を騙し騙し使い続ける、古い車を修理しながら使い続ける・・・それくらいでしょうか。
この程度のリスクであればトライすべきだと思います。
よって目標値は年利50%と設定致します。